「ウクライナショック」が起きたけど、投資家が絶対にやってはいけないこと

金融・投資

 

 

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社会情勢不安に襲われた際の

投資家のすべきことを纏めたよ

 

 

 

現状

この記事を書いている2022年2月26日(土)では、

ロシアがウクライナに一気に攻め入り、

軍人・民間人多数の死者が出ている状況である。

米欧諸国は制裁措置を発動し、ロシア側も

停戦交渉のテーブルもちらつかせている。

このような、株価にとって何が起きるかが

わからない不安な状況というのは、

大きなマイナス要因である。

また、想定外の事態が起きた場合に、

株価は上昇・下落どちらの方向にも

意図せず大きく反応する。

このような状況は、投資家心理を憔悴させ、

望まないトレードをしがちになるものだ。

焦らず戦略を立て直そう

まずは自分のポートフォリオを再点検し、

長期投資と短期投資に分けて考えてみよう。

長期投資であれば、下がった株価も

時間と共に戻ってくるわけだし、

むしろ社会情勢不安の市場の下落に連られて

個別企業の株価が下落した場合は、

特に“買うチャンス”と考えてもいい。

そういった意味で、買い増しも検討すべきなのだ。

短期投資であれば、今後バリュー株の上昇は落ち着き、

これまで売られに売られたグロース株(ナスダックやマザーズ)

が戻してくるので、資金をローテーションすべきかもしれない。

いずれにしても、自暴自棄からのショートは避けたいものだ。

資金を減らしてしまった時の考え方

ウクライナショックで、資金を減らしてしまった場合、

下げ方が尋常でなかった分、気が滅入ってしまっているかもしれない。

でも、減らしてしまった資金は決して戻らないし、

逆に短期投資で利益を取れたかも、底値での

絶好の買い増しの機会を逃したかも、とも

考えがちである。

でも、過去はどんなにがんばっても戻らない。

今ある資金を有効に、今後どのように

増やしていくかだけを考えて

行動していこう。

ロシアの侵攻により、金利上昇は和らぐ?

ロシアに対する各国の経済制裁により、

世界経済が一時的に減速する可能性がある。

これにより、FRBが今年予定していた金利の引き上げも、

上昇幅や回数の両方で、当初の予定よりも

少なくて済みそうだ。

株価にとって、金利の引き上げは天敵。

2021年からグロース株を中心に株価を押し下げたのも、

金利の引き上げによるもの。

だから、社会情勢が不安定な中、堂々と金利を

引き上げることができなくなった今、

株価にとっては絶好のチャンス。

特に、金利の影響を受けやすいグロース株は、

今絶好の買い場となっているはずだ。

最後に

大きな損を出しても、そこから得られるものは

必ずあるはずだし、これからもチャンスは巡ってくる。

過去よりも未来を見て、今後のチャンスをつかんでいこう。

 

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